【初心者向け】ミニトマトの脇芽を育てて収穫量アップ!育て方と管理のコツ

【初心者向け】ミニトマトの脇芽を育てて収穫量アップ!育て方と管理のコツ

【初心者向け】ミニトマトの脇芽を育てて収穫量アップ!育て方と管理のコツ

「脇芽って何?」「どう管理する必要があるの?」 そんな疑問を持つ方もいるかも知れません。 大丈夫! この記事では、ミニトマトの脇芽の基本から、上手に育てて収穫量をアップさせる方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。 ぜひ、この記事を読んで、脇芽を活用したミニトマト栽培にチャレンジしてみましょう!

1. ミニトマトの脇芽とは? 基本を理解しよう

1-1. 脇芽が発生する仕組み

ミニのトマトの茎と葉の付け根から出てくる小さな芽、それが「脇芽」です。 まるで親株から小さな赤ちゃんが出てくるようなイメージです。

ミニトマトは、主となる茎(主枝)を伸ばしながら、葉を展開していきます。この葉の付け根のある成長点から、新たな芽、やがて脇芽が出てくるのです。

1-2. なぜ脇芽を摘む必要があるのか​​?(摘心との違い)

ミニトマト栽培の基本として「摘心(てきしん)」という作業があります。これは、主枝の先端を切ることで、成長を止め、栄養を集中させるための作業です。

そのままにしておくと、風通しが悪くなって病気の原因になったりすることも。 そのため、一般的には脇芽はこまめに摘み取る必要があると言われています。

1-3. 脇芽を育てるときのメリット

しかし! 今回のテーマは「脇芽を育てる」こと。 正しく脇芽を育てることで、以下のようなメリットがあります。

  • 収穫量の増加: 脇芽を新たな株として育てることで、単純に収穫できる実際の数を増やすことができます。
  • 栽培期間の延長: 親株が寿命を迎えても、育てた脇芽が成長していれば、長く収穫を楽しみます。
  • 株の若返り: 親株が弱ってきた場合でも、元気な脇芽を育てることで、再び活力を考えることができます。

2. 脇芽の選択:育てるべき元気な脇芽を見分けよう

すべての脇芽が育成に適しているわけではありません。元気な脇芽を選ぶことが、成功の始まりです。

2-1. 正しいなタイミング:いつから育てられる?

脇芽がある程度成長し、葉が2〜3枚開いた頃(長さが5〜10cm程度)が、摘み取って育てるのに適したタイミングです。小さすぎると生命力が弱く、大きすぎると親株に負担がかかります。

2-2. 元気な脇芽の特徴:色、太さ、葉の付いた方

  • 色:パープルな緑色をしているものは健康的な証拠です。黄色っぽかったり、しおれているものは避けましょう。
  • 太さ:ある程度の太さがあり、しっかりしているものが良いです。
  • 葉の付き方:葉がいきいきと展開しており、病害虫の被害がないものを選びましょう。

2-3. 避けたほうが弱い脇芽

  • 細くて弱いもの: 育苗不良の可能性が高いです。
  • 色が悪いもの: 病気や栄養不足の可能性があります。
  • 病害虫の被害を受けているもの:他の株に感染する恐れがあります。

3. 脇芽の育て方:成功のためのステップ

元気な脇芽を選んで、いよいよ育成開始です!

3-1. 脇芽の摘み取り方:清潔なハサミで丁寧に

清潔なハサミやカッターを使い、脇芽の付け根から丁寧に切り取ります。

3-2. 植え付け準備:鉢と土の選び方

摘み取った脇芽は、しばらく水に待って挿くと発根を覗くことができます。その後、以下のものを用意して植え付けを行います。

  • 鉢:直径15cm以上の鉢をご用意しましょう。後の成長に合わせて、より大きな鉢に植え替えることも可能です。
  • 土:水はけと保肥力の良い培養土を選びましょう。 市販の野菜用培養土では問題ありません。

3-3. 植え付けのコツ:根を負けないように

十分に発根したら、根を無理ないように丁寧に鉢に植え付けます。植え付けの深さは、脇芽の元の部分が少し埋まる程度が目安です。植え付け後は、たっぷりと水をあげましょう。

3-4. 水やり:適切な頻度と量

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。 水の与えすぎは根腐れの原因になるので、注意が必要です。 特に、夏の野外高温期は水切れに注意しましょう。

3-5. 日当たり:6時間の日光を確保

ミニトマトにとって光合成はとても重要な働きです。脇芽を育てた株も、1日6時間以上の一日当たりの良い場所で管理しましょう。

3-6. 肥料:生育段階に合わせた施肥

植え付け後、2週間ほど経ったら、生育状況に合わせて追肥を与えます。 最初は薄めの液体肥料を週に1回程度、その後は緩効性肥料を月に1回程度が目安です。 肥料の種類や量は、製品の説明書をよく読んで使用しましょう。

3-7. 支柱立て:倒伏を防ぐために

脇芽が成長し、実がつき始めると、重みで倒れそうになります。 早めに支柱を立てて、株を支えてあげましょう。

4. 脇芽を育てる上での注意点とトラブルシューティング

脇芽を健康に育てるためには、いくつかの注意点があります。

4-1. 病害虫対策:早期発見と対処

親株と同様に、脇芽から育てた株も病害虫の被害を受ける可能性があります。 葉の変色や斑点、害虫の発生など、異常を見つけたら早めに対処しましょう。 市販の薬剤をする使用時は、使用方法をよく守ってください。

4-2. 生育不良時の原因と対策

脇芽の生育が思わない場合は、以下の点を確認してみましょう。

  • 日当たり:十分な日光が当たりますか?
  • 水やり:水の与えすぎや不足はないか?
  • 肥料:肥料切れや与えすぎはないか?
  • 病害虫:病害虫の被害を受けているか?

原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。

4-3. 摘心との違いを再確認

脇芽を育てる場合でも、主枝が伸びすぎると管理が危険になることがあります。状況を見て、適切なタイミングで行いましょう。

5. 【応用編】脇芽を増やしてさらに収穫量アップ!

一つの脇芽だけでなく、複数の元気な脇芽を選んで育てることで、さらに収穫量を増やすことができます。 色々なところから脇芽が出てきますが、果房のすぐ下の脇芽が元気が良いので残すことをお勧めします。

5-1. 複数の仕立て方

複数の脇芽を育てる場合は、それぞれの株に十分なスペースを確保するために、間隔を空けて植え付けましょう。また、それぞれの株に支柱を立て、個別に管理する必要があります。

5-2. 摘芯後の脇芽の管理

親株を摘心した後に出てくる脇芽も、同様に育てることができます。

6. よくある質問(FAQ)

Q1. 脇芽はすべて育てられますか?

A. いいえ、弱い脇芽や病害虫の被害を受けている脇芽は避けるべきです。元気な脇芽を選んで育てましょう。

Q2. 脇芽がなかなか大きくならないのですが、どうですか?

A. 日当たり、水やり、肥料の状態を確認してください。必要であれば、活力剤などを試してみるのも良いでしょう。

Q3. 脇芽を育てると元の株の収穫量は減りますか?

A. 脇芽を摘み取らずに放置すると、養分が分散して元の株の収穫量が見える可能性があります。脇芽を育てる場合は、親株の管理も正しく行うことが大切です。

Q4. 脇芽の植え付けに適した時期はいつですか?

A. 親株の生育が旺盛な時期であれば、いつでも可能です。

Q5. 脇芽にも花は咲きますか?

A. はい、正しく育てれば脇芽にも花が咲き、実がなります。

7. まとめ:脇芽を上手に育ててミニトマト栽培をさらに楽しもう!

ミニトマトの脇芽を上手に育てることで、収穫量を増やし、より長くミニトマト栽培を楽しむことができます。 今回の記事を参考に、ぜひ脇芽の育成にチャレンジしてみてください。 小さな芽が大きく育ち、美味しいミニトマトを収穫できた時の楽しみは格別ですよ!

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